![オオタカ笛製作中~中央で分離してホゾでつなぐ~](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=439x10000:format=jpg/path/s5186735bff9a54f0/image/i2baa25d3978fd040/version/1691067818/%E3%82%AA%E3%82%AA%E3%82%BF%E3%82%AB%E7%AC%9B%E8%A3%BD%E4%BD%9C%E4%B8%AD-%E4%B8%AD%E5%A4%AE%E3%81%A7%E5%88%86%E9%9B%A2%E3%81%97%E3%81%A6%E3%83%9B%E3%82%BE%E3%81%A7%E3%81%A4%E3%81%AA%E3%81%90.jpg)
オオタカ笛製作中
~中央で分離してホゾでつなぐ~
オオタカ笛は当工房の笛の中で唯一膜を持つ笛です。
明笛は歌口と最上指孔の真ん中あたりに穴があって、
そこに竹皮を貼りつけて吹くと、ビ・ビーとした音が出ます。
鳥笛のように小さな笛は
どこに膜(ポリエチレンフィルム)を設けるのがよいか、
いろいろ試してみて、筒穴の底にしています。
膜のゆるみを直したり、破れた時に取り替えたり出来るように、
ホゾ形式でフィルムを押さえるようにしています。
ホゾキャップは抜けるようことがあっても、落ちないように
ヒモを通す穴をあけています。
小さな笛ですが、部品が多く、加工も複雑で手順を考えて、
慎重に正確に製作を進めていきます。