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3連笛・4連笛の製作中~仕上げペーパーがけ・仮組立て~

3連笛・4連笛の製作中~仮組立て~
3連笛・4連笛の製作中~仮組立て~
3連笛・4連笛の製作中~仮組立て~
3連笛・4連笛の製作中~仮組立て~
3連笛・4連笛の製作中~仕上げペーパーがけ
3連笛・4連笛の製作中~仕上げペーパーがけ

3連笛・4連笛の製作中~仕上げペーパーがけ・仮組立て~

 

2連笛の製作後、3連笛や4連管についての問い合わせが続いたので製作することにして、

実例を書籍やインターネットで探したのですが、いいのが見付からず、

オリジナルをつくることにしました。

基本的な考え方は、バクパイプと同じ、メロディ管に何本かドローン管が付くものです。

バクパイプはドローン管が常に鳴り響いていますが、この笛は鳴らしたい管を吹き口で選択できるようにしています。

1本のみ、2本まとめて、3本まとめて、4本まとめてと選んで音が出せます。

文字で書く程、操作はそう簡単ではないですが、練習を重ねれば十分におもしろい音楽が生まれる筈です。

3連笛・4連笛のどちらもメロディ管1本に対してドローン管が2本と3本付いています。

3連管は、メロディ管がA管でラドレファソラドのペンタトニックスケール。

ドローン管は、C管とF管。

4連管は、メロディ管がG管で、ドレミ調のダイヤトニックスケール。

ドローン管はG管(1孔ありB)、E管(1孔ありF#)、C管。

3本4本の笛を同時に吹いたり、吹き分けたりするために、吹口ブロック材で管を寄せ集めて、吹口を小さくまとめて彫り出しています。

このあと仕上げ塗りは、本漆の溜め塗りを考えています。

この他にもう1種類、ダブルフルート(メロディ管が2本に分かれているタイプ)にドローンを1本加えた3連管を

ペンタトニックスケールで作ろうとしたのですが、高音メロディ管がうまくできません。

今後の課題です。