メジロ笛製作中~木玉を入れて、口栓を取り付ける~
メジロ笛のチリチリとした音が出るのは、筒穴の中に入れた直径5㎜の木玉が転がるからです。この木玉は直径5㎜の丸棒から1玉ずつ切出小刀で削り出します。
木玉をラジオペンチに挟んで、サンドペーパーでみがく時に、よくペンチからはずれて、工房の床に落ちて転がっていきます。
木くずだらけの床から、この5㎜木玉を見つけるのは、至難の業です。
8割は行方不明となります。
吹いて、この木玉をうまく転がセルには、木玉の大きさ、筒穴の深さととともに、口栓を削って作るウィンドウウェイの勾配も大きく関係します。