オリジナルケーナ  (Original Quena)

オリジナルケーナ D・F・G管
オリジナルケーナ D・F・G管
オリジナルけーな 裏面
オリジナルケーナ 裏面

尺八やケーナの良いところを取り入れ 、それに工夫を加えて、

誰もが気軽に楽しめることを目指して製作したのがオリジナルケーナです。

音が出し易く、音程が正確で、操作性が優れた縦笛です。

材質は 真竹で吹口の形状はケーナに近く、

指孔は 前面5孔裏面1孔のドレミ調笛です。

管内の形状に手を加え漆を塗って正確な音程や艶のある響きを出しています。

運指は、オリジナル横笛やジャパンホイッスルの前面6孔の笛とは異なりますが、

この運指により長尺でも指押えが容易になるので、低音管が可能となっています。

 

管種は D・F・Gの3種類です。

材質は 真竹製で 

塗りは 管内面が朱漆 管外面が拭漆の本漆仕上げです。

 

 

・D管   16800円(税込み)    長さ 約535㎜  外径 約26㎜

・F管   13800円(税込み)    長さ 約445㎜  外径 約24㎜

・G管   11800円 (税込み)   長さ 約390㎜  外径 約23㎜

 

 

歌口

オリジナルケーナ 歌口
オリジナルケーナ 歌口

 

歌口は、斜め切りおとしの尺八とはちがい、

少し内側へわん曲するケーナの歌口形状をとっています。

ただし、歌口の切り出し位置は尺八と同様に節のところにあって

唇の安定をはかります。

このケーナの歌口形状が発音を易しくします。

 

指孔

オリジナルケーナ 指孔 前面
オリジナルケーナ 指孔 前面
オリジナルケーナ 指孔裏面
オリジナルケーナ 指孔裏面

指孔

指孔は、前面5孔 裏面1孔の6孔です。

下から順に開けていけば ドレミファソラシのドレミ笛です。

ただし オリジナル横笛やジャパンホイッスルの指使いとは異なり

右手小指と左手親指が指孔押え指として加わり、

右手薬指と親指、左手中指が支え指に回ります。

この変則的な指使いに慣れる必要がありますが、

この指使いにより、長尺ものの指使いが大変楽になります。

又、常に3本の指が支え指になるため 笛が安定し早い操作も可能になります。

指孔位置が節にあたる時は、節表面を削って平滑にし、

押えに支障が出ないようにしています。

 

 

 

管内は切り出したままの形状ではなく最適管形状に加工し、朱漆で仕上げています。

ケーナは塗りを加えていないことから、哀調をおびた枯淡な響きを持っていますが、

この笛は尺八に近い艶色を帯びたのびやかな響きを持っています。

管表面は 真竹の特徴を生かすために 拭き漆仕上げとしています。

 

 

 

横笛と尺八

エアリード楽器の中で、ティンホイッスルやリコーダーなどは、

吹口が呼子式であるためくわえて吹けば音が出ます。

また吹き込む息の強弱で音の高低を吹き分けます。

楽器の性能さえ良ければ音程は安定しています。

それに比べると、横笛や尺八は、吹口へうまく息を吹き込んでやらないと音がでません。初めてだと音を出すのに、苦労する笛です。

また 音がうまく出ても吹口への唇のあて方により、音程が上下します。

うまく音を作らないと音程の不安定な楽器になってしまいます。

このことは逆に言えば、うまく吹くことができれば

かなり自由度の高い柔軟性のある楽器になるということです。

横笛と尺八を比べてみると、吹口の構造上尺八の方が音出しが難しいようですが、

慣れて自由に操れるようになれば、表現力の幅は横笛に優るようです。

 

 

尺八とケーナと一節切

楽器の構造としては、最もプリミティブと言える尺八が、

最も表現力が豊かではあるのですが、

操作の習熟に時間がかかるのが大きな難点と言えます。

音出しまでは出来たとしても、運指が複雑でメリカリや息使い等等の難しさゆえ、

首振り3年とは良く言ったものです。

尺八の音色に魅了される人は多く、

一度は手にしたことのある人は結構いるようですが、

モノに出来る人は数少ないようです。

尺八と同類の笛に 南米のケーナがあります。

尺八は、駄目でもこれなら吹けるという人は多いようで、

「コンドルは飛んでいく」はあまりに有名です。

日本でも、室町時代から江戸時代まで一時大変流行した楽器に

「一節切(ひとよぎり)」があります。

ケーナと同じぐらい短い尺八で、一般大衆に普及して、

当時のはやり歌を吹いたそうです。

当工房のオリジナルケーナで、一節切のように 気軽に知っている曲を吹いて

楽しんでください。

 

 

オリジナルケーナ運指表 D・F・G管

Original Quena fingering chart

取り扱いについて

 

・笛はデリケートな楽器です。取り扱いは、優しく丁寧にお願いします。

 また歌口の部分は、笛の最も重要な部分ですので特にご注意願います。

・素材の竹は、割れ防止のために充分に乾燥を施していますが、激しい温度差や

 乾湿差により割れることがあります。直射日光や火気の近く、湿気の多いところには

 置かないでください。

 また、漆は紫外線に弱いので、長時間直射日光に当てないでください。

・吹き始めは(特に冬季) 楽器が冷えているので音程が下がり気味です。少し吹いて

 暖めれば安定してきます。

 吹いた後は、そうじ棒や布などを使って管内の水滴を拭き取ってください。乾けば、 

 布袋など入れて保管してください。

 汚れがひどい場合は、中性洗剤を少し入れた水を布につけて拭いて、よく乾燥させ

 てください。

 管内に水を流しこんだり、水に浸すのはおやめください。

 

 

 

オリジナルケーナの演奏です♪ Original Quena Play

「ゴンドラの唄」 中山晋平作曲 D管

「刈干切唄」 宮崎県民謡 Dl管

「最上川舟唄」 山形県民謡 F管

「ねえねえおじいさん」 フランス民謡 F管

「コンドルは飛んでいく アンデス民謡 G管二重奏

「一週間」 ロシア民謡 G管

オリジナルケーナ製作中  Original Quena workshop